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井本商運/670TEU型国内最大級の内航コンテナ船竣工

2018/07/17 更新

井本商運は7月11日、山口県下関市の旭洋造船においてかねてより建造中であった国内最大級の670TEU型内航コンテナ船の命名引渡式を行う。
 
2015年12月に同造船所で建造した「なとり」の同型船。
 
引渡し後は既に2便化されている太平洋側を縦断する内航の基幹航路である京浜~阪神~北部九州航路に投入し、定曜日ウィークリーサービスのさらなる利便性向上を目指す。
 
この船は、670TEU型で総トン数は7300トン、載貨重量は6900トンと2015年竣工の同型船「なとり」とほぼ同サイズ。
 
「なとり」と同じく、球状船首を採用している。これに加えて燃料消費効率の良い電子制御エンジンの採用、国際フィーダー輸送において多数行われるバースホッピングへの対応として、離着岸性能を向上させるスーパーベクツイン舵の採用、定時性と経済性に適応した最適航海計画を立てる航海支援システム「eE-NaviPlan」を採用するなど、多数の省エネ技術が採用されている。
 
これらの技術によりこの船は、国土交通省の内航船「省エネ格付け」制度(暫定)において、設備導入・設計による措置(ハード対策)と運航改善による措置(ソフト対策)の効果が大きいと認められ、2018年度最高ランクの四つ星を獲得した。
 
なお、この計画は、国土交通省の推進する国際コンテナ戦略港湾政策の一環として、国際フィーダー貨物を戦略港湾にいっそう集荷することを目指すと共に国内貨物(動脈・静脈)についても、トラックドライバー不足、環境問題の解決策としてのモーダルシフト需要に応えるため、内航コンテナ船による国内定期航路を拡充するもの。
 
■主要目
船主:井本船舶
船種/船級:コンテナ専用船/NK
船籍港:神戸市
主要貨物:コンテナ(20型、40型、45型対応)
総トン数/載貨重量トン数:約7300t/約6900t
全長/幅/深さ:136.247m×21.0m×9.20m
満載喫水:6.0m
進水日:2018年3月22日
コンテナ積載数
 艙内:20型190本、40型94本
 甲板上:20型480本、40型236本、45型112本
 合計:20型670本、40型330本、45型112本
主機関:MAN B&W 6S35ME-B9.5(電子制御式)
定格出力:5220kW
試運転最大速力:計画17.5ノット
満載航海速力:約16.0ノット
最大搭載人員:15名
起工日:2018年1月12日
完工日:2018年7月11日