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住友商事/千趣会の物流子会社の株式、51%取得

2017/07/31 更新

住友商事、住友商事の子会社である住商グローバル・ロジスティクス(SGL)と千趣会は7月27日、SGLが千趣会の100%物流子会社であるベルメゾンロジスコ(BML)の発行済株式の51%を取得すると発表した。
 
住友商事とSGLは、長年にわたり東京都心部に近い関東地区で通販事業者向けに物流センターを運営している。
 
代表的な物流センターは千葉県習志野市に構える茜浜センターで、テレビ通販NO.1のショップチャンネルなどの物流機能を担っている。
 
住友商事とSGLはこれまで空白地だった中部地区で大規模通販物流センターを運営するBMLへの出資を通じてエリア補完をすることにより、更なる受注を取り込む。
 
日本の消費者向けEC市場は、2016年に前年度比9.9%増の15.1兆円となり、2010年から約2倍に拡大した。また、EC化率は5.43%と初の5%超えとなったが、米国(同7%)、中国(15%)と比べ、まだ成長余地があり、今後の市場拡大が見込まれる。
 
千趣会はこうした購買環境の変化に対応し、カタログを中心とした従来型スタイルからECへと軸足をシフトし、EC販売の強化を図っている。
 
今回、住友商事とSGLと物流の効率化に取り組むことで、通販事業の「ベルメゾン」をはじめとしたグループ内物流の競争力を高めるとともにコア事業へ集中できる経営体制を整える。
 
なお、千趣会は、“ウーマン スマイル カンパニー”を企業ビジョンに掲げ、カタログやオンラインショップを通じた総合通販「ベルメゾン」を基幹事業とする大手通信販売事業者。
 
BML社は、主に「ベルメゾン」で取り扱う商品の発送業務を行っており、岐阜県可児市と岐阜県美濃加茂市の2か所でディストリビューションセンター(DC)を運営している。
 
住友商事とSGLは、BMLの2物流センターにシステム運用含むオペレーションノウハウを提供することで、生産性の向上、更に高品質な物流サービスの提供を通じ、競争力の強化と顧客の利便性の向上に貢献する。
 
千趣会は、譲渡により、効率的な物流体制へと移行することで「ベルメゾン」をはじめとしたグループ物流の競争力を高めるとともに、コア事業へ集中した経営により業績回復を急ぐ方針。
 
■ベルメゾンロジスコの概要
所在地:岐阜県可児市塩河 2232
代表者:代表取締役社長 河瀬 渉
事業内容:衣料品、家庭用品等の管理・梱包・出荷業務
資本金:1億円
設立年月日:2012年8月1日
株主:千趣会100.00%