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パナソニック/自動配送ロボットで医薬品とチルド弁当を同時配達

2021/03/08 更新

パナソニックは3月5日、神奈川県藤沢市の「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」で、小型低速ロボットを用いて店舗から住宅へ商品を届ける配送サービスの実証実験を実施する。

<小型低速ロボットで店舗を回り、複数の商品を同時に住宅へ配達する>20210304ai2 520x347 - パナソニック/自動配送ロボットで医薬品とチルド弁当を同時配達

<ロボットはFujisawa SST内の管制室で遠隔監視しながら走行させる>
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<走行ルート(黄色の線)>
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実証実験は、パナソニックがFujisawa SSTで実施している小型低速ロボットを用いて住宅街向け配送サービスを提供する実証実験のフェーズ2にあたるもの。

2台の小型低速ロボットを遠隔監視で同時に走行させ、処方箋医薬品を「アイン薬局 FujisawaSST店」、チルド弁当を商業施設「湘南T-SITE」から住宅へ配送。複数店舗と住宅をつなぐ配送サービスを提供することで、「いつでも気兼ねなく、なじみのお店の味が自宅で楽しめる」「買い忘れてしまった日用品がすぐに自宅に届く」といった新たな体験価値の創出を目指す。

また、医薬品の配送では、患者が医師から電話等で診察を受け、アイン薬局の薬剤師からオンライン服薬指導を受けた後、小型低速ロボットが配達する医薬品を受け取ることで、診察~医薬品の受け取りまでを非対面で完結できるようにする。屋外での小型低速ロボットによる医薬品の配送は国内で初めての取り組み。

パナソニックはFujisawa SSTで、「小型低速ロボットを用いた住宅街向け配送サービス実証実験」を2020年11月から開始し、これまでに公道走行の技術検証を実施してきた。今回の配送サービスでの検証を通じて、エリア内の店舗と住民をつなぐ配送インフラ構築に向けた取り組みを加速させる狙い。

なお、この取り組みは国の成長戦略実行計画(2020年7月)における小型低速ロボットの社会実装に向けて遠隔監視・操作型の公道走行実証を実施するとの方針を踏まえて実施するもの。

パナソニックは、経済産業省が主催する「自動走行ロボットを活用した配送の実現に向けた官民協議会」へ参画。小型低速ロボットを用いたサービスの研究開発と、実証活動の一部は、NEDOによる「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」の補助を受けて実施している。