ギークプラス/三井倉庫ロジスティクスのピッキング工程を自動化
2025/04/21 更新
ギークプラスは4月17日、三井倉庫ロジスティクス(MSL)が運営する物流施設に、自動棚搬送ロボットを導入したと発表した。これにより物流業務におけるピッキング工程の自動化と物流オペレーションの標準化に貢献する。
MSLは、ロジスティクスの視点からビジネスを支える物流企業としてLLP(Lead Logistics Partner)サービスを展開している。今回、自動棚搬送ロボットを導入した物流施設では、上新電機の物流業務全般を支援しており、主に家電製品、PCやゲーム・おもちゃなどのホビー関連商品等を取り扱っている。
MSLでは、近年の物流の需要増加による深刻な人材不足の影響を受け、流動的な物流事情に対応した安定的なサービス品質の維持が課題となっており、ギークプラスが提供する自動棚搬送ロボット「ピッキング Pシリーズ P500R」の導入に至った。
ギークプラスが提供する自動棚搬送ロボット「ピッキング Pシリーズ」は、倉庫内におけるピッキング作業を効率化する自動化ソリューション。商品の入った棚やコンテナが自動でピッキングステーションまで運ばれてくるため、作業員が移動する手間が省け、作業スピードや正確性の向上を実現する。
ギークプラスは2017年に創業。深刻化する人手不足と急拡大する物流需要の解決を図るため、自動化ロボット販売事業、ソフトウェア事業、フルフィルメント事業を展開。ハードウェアであるロボットとソフトウェアを組み合わせた次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指している。