カインズ/埼玉県日高市に同社最大級の流通センター開設
2025/01/14 更新
カインズは1月13日、埼玉県日高市の「カインズ 日高流通センター」を本格稼働する。
施設は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「狭山日高IC」から約3.4km、圏央道と国道16号の結節点に立地することから、首都圏にある店舗にアクセスしやすく、関東エリアでは敷地面積、保管能力がカインズ最大級の流通センターとなる。
トラックバースを3面に設置し、127台の同時接車が可能にした。あわせて、バース予約システムの導入により、荷積み荷下ろし時間の削減による、トラックドライバーの拘束時間短縮を実現する。
屋根全面に配置した太陽光パネルは、2.6Mの太陽光発電が可能で、施設の使用電力のうち 70%を再生可能エネルギーでまかなう。
なお、岐阜プラスチック工業と共同で、お茶を抽出した後に排出される茶殻をプラスチックの代替原料として生まれ変わらせた「茶殻リサイクルパレット」を開発、カインズでは初めて採用し、代替素材を有効利用するサステナビリティの取り組みも積極的に進めた。
施設敷地内にある既存林の伐採樹木の一部をエントランスホールや休憩室の内装、建築資材として再利用し、環境負荷低減に取り組んだ。
■「カインズ 日高流通センター」概要
名称:カインズ 日高流通センター
所在地:埼玉県日高市大字上鹿山字茗荷沢780-1
交通:首都圏中央連絡自動車道「狭山日高IC」約4㎞
敷地面積:約5万5026.15m2
延床面積:約6万6166.08m2
保管能力:約1万8000PL
トラックバース:127台
駐車場:285台
竣工:2024年4月3日
稼動開始:2025年1月13日