阪急阪神エクスプレス/中国での事業体制強化で中国現地法人統合
2025/01/06 更新
阪急阪神エクスプレスは12月27日、中国法人であるHANKYU HANSHIN EXPRESS (SHANGHAI) CO.,LTD.(上海)は、中国における事業体制の強化および業務効率化を推進するため、中国国内の現地法人を統合し、1月1日より新体制のもと業務を開始すると発表した。
中国には現地法人4社(事業会社3社、倉庫会社1社)があり、そのうち事業会社3社(華北、華東、華南)それぞれで営業・オペレーション・管理部門を有して企業活動を行ってきた。このほど、拠点の整理(南京、鄭州、長春、西安、煙台の閉鎖)を経て、事業会社3社を統合することにより、中国全土の営業体制強化、機能集約による組織の合理化およびオペレーション・管理両部門の業務効率化を図る。
新体制ではHANKYU HANSHIN EXPRESS (SHANGHAI) CO.,LTD.を統合会社として、18分公司を傘下に置き、本社に新規営業部、市場開発本部、業務本部を新設する。新規営業部は新規顧客の開拓とその営業活動に特化し、市場開発本部では中国全土の市場調査と新商品開発等を行う。また、業務本部では中国全土におけるキャリア・ベンダーの管理を行い、仕入れコストの低減とサービス品質の標準化・向上に取り組んでいくとしている。
各部署の機能は、「新規営業部」が総経理直轄の新規顧客の営業開拓。「市場開発本部」が中国全土の市場調査、新商品開発、情報発信、代理店管理等。「業務本部」が中国全土のキャリア・ベンダーの管理、全社コスト管理、データ作成、仕入れ集約等を行う。
■概要
名称:HANKYU HANSHIN EXPRESS (SHANGHAI) CO.,LTD.
本社住所:Unit 301-303, Tower 2E, EBA Center Hongqiao, No.377 Songhong Road,
Changning District, Shanghai 200335 P.R.China
新体制への移行日:2025年1月1日