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椿本チエイン/KDDIの合弁会社と物流倉庫業務効率化サービス提供

2024/08/26 更新

サービスは、倉庫内データの分析・活用による作業工程全体最適化に加え、人員・作業量・時間を考慮した作業員シフトを自動作成し、Webダッシュボードで可視化・提案することで、デジタル化による倉庫内業務の効率化を実現する。2023年度にはKDDI物流センターにおいて、サービスの実証実験を実施し、1.4倍の作業効率化を達成している。

<KDDI東日本物流センターでの説明の様子>
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8月22日には、サービスを先行導入している神奈川県相模原市の「KDDI東日本物流センター」において、「物流DXに関する説明・物流センター見学会」(KDDI主催)を開催し、サービスを紹介した。

今後、サービスとマテハンシステムの連携によるシナジー創出により、物流現場の課題解決へのさらなる貢献を目指し、Nexa Wareでは、多様なメーカーや機器に対応したベンダーフリーな「次世代型の物流倉庫自動化ソリューション」の提供による物流倉庫DXを推進しており、物流現場の抱えるさまざまな課題に対応していくとしている。

「Nexa Warehouse-Optimizer」の事例では、データ活用プラットフォームとしてKDDIグループのフライウィールが提供する「Conata(R)(コナタ)」により、倉庫内で稼働するマテハン(システム・装置)やロボット、WMS/WES/WCSなどの関連システムのデータを集約・分析し、物流倉庫の現況をデジタル上に再現。このデータを「Nexa Warehouse-Optimizer」で可視化・分析し、業務効率化につなげる。

顧客ごとの作業フロー・進捗を可視化して、DX推進を支援。ベンダーフリーのエンジニアリング力を生かし、各種マテハン、ロボット、システムの統合分析を実施し、倉庫全体でのボトルネック分析を通じた、オペレーション及び、導入・稼働システムの最適化を実現する。

倉庫における作業内容・予測出荷量・現場状況に応じて、作業員のシフトを自動作成。作業員確保に必要なシミュレーションの他、物流倉庫全体の人員配置を最適化し、倉庫オペレーションの効率化を図る。

さらに、倉庫内工程の可視化により、当日の作業進捗に応じて作業完了時刻を予測。荷物引渡し時間の遅延が予想される場合は、アラートを発出に加え、以降の作業におけるシフト修正も可能。これらの機能で、作業遅延を予防し、スムーズな集荷・荷役作業を実現し、トラックドライバーの荷待ち時間削減を可能にする。