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エーアイテイー/本船動静 衛星情報連携サービス機能拡充

2024/08/19 更新

エーアイテイーはこのほど、提供しているオンラインでのフォワーディング・通関サービス「CargoInformation Service(通称“CIS”)」の機能拡充を行うと発表した。

この機能拡充は、一部航路を対象として、顧客に対し、より正確な本船の運航動静情報や、経由港での積替え接続本船のスケジュール情報の速やかな提供を目的とし、”CIS”を外部専門サービスとの連携を行うもの。

このサービスは、衛星技術等の活用による本船の位置情報を基に、より正確な航行情報の提供を行うとともに、船社情報の他、各国地域のターミナル情報や気象データ等を加えた AI 機械学習により、目的港への入港予定日を独自に予測し、提供するもの。今回、外航本船の航行情報を専門に取扱う外部サービスと、同社 CIS とのシステム連携を行い、顧客より預かった貨物についての高度な輸送情報の提供を行っていくとしている。

サービス開始日は8月21日から。

今後も「Cargo Information Service」の機能拡充を計画しており、「チャット機能の利便性向上」や「動静遅延を含む、各種アラート情報の自動通知機能の付加」等々の機能付加の検討を行っている。

サプライチェーンの高度化に伴い、不確実性と変動制がいっそう高まる中、国際物流の DX化を推進し、現代に即し未来を見据えた新たな価値を創出すべく、顧客により付加価値の高いサービスを提供していくとしている。

■サービス開始時の連携対象航路
発港:バングラデシュ・カンボジア・ミャンマーの各港
目的港:日本主要港(東京/横浜/名古屋/大阪/神戸/門司/博多)
連携対象船社:EVERGREEN / INTERASIA / ONE / OOCL / SITC / WANHAI