Hacobuは7月19日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth（ムーボ・バース）」のアラート表示の機能拡充を図ったと発表した。

＜バース表＞

このアップデートにより、アラートの件数が表示されるようになった。これにより、長時間の荷待ちとなりそうな車両について、物流センターの荷役担当者がいち早く把握できるようになります。作業当日に荷待ちにつながる課題に気づき、対応することで荷待ち時間の短縮をすることが可能だ。

さらに、アラート表示の条件とタイミングを変更できるようになった。車両到着時やドライバー呼び出し時を起点に、設定した時間が経過するとアラートが表示される。これにより、ステータス変更のボタン押し忘れに気づきやすくなり、正確なデータの蓄積が可能となる。

物流「2024年問題」を背景に、物流の世界では、荷待ち・荷役時間の把握・削減が求められている。2023年6月には、「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」が発表され、2024年5月には物流効率化の計画作成を義務づける法律が公布された。これに伴い、物流の世界では荷待ち・荷役作業時間の把握・削減が重要なテーマとなっている。

Hacobuは、今後も継続的な機能開発を行い、物流の最適化に貢献していくとしている。