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JR貨物/6月の鉄道コンテナ輸送量は前年並み

2024/07/16 更新

日本貨物鉄道(JR貨物)が7月10日に公表した6月分の輸送動向によると、輸送実績はコンテナが149万4000トン(前年同月比0.1%減)、車扱が59万4000トン(8.4%減)で、合計208万9000トン(2.6%減)となった。

6月は、円安で原材料費が高騰するなか商品値上げが相次ぎ個人消費が伸び悩んだうえ、今年は荷動きの活発な平日が前年より少なかったが、飲料等を中心に鉄道シフトが進んだこともあり、コンテナ輸送実績はほぼ前年並みだった。

具体的には、コンテナは、気温上昇を受け飲料水や酒類の需要が増え好調な荷動きとなったほか、紙・パルプも鉄道シフト等で増送。化学薬品は需要低迷に伴う生産減により減送となった。

積合せ貨物は、鉄道シフトの動きは継続しているものの、平日が少なかったこともあって前年を下回った。

車扱ではセメントを中心に減送となった。