ダイヤ工業/上下セットの着るアシストスーツ開発
2024/07/08 更新
医療用品メーカーのダイヤ工業は、労働人口減少や人手不足などにアプローチするため、新アシストスーツ「DARWING UT-Rise」を7月から販売開始した。
これまで装着感や見た目に課題を感じ、アシストスーツを導入したくてもできなかった、という声に応えるために開発したもの。
上下に分かれた形状で、衣服を着るように着用でき、装着しやすいのがポイント。総重量は約560g(Lサイズの場合)。
暑さ対策として、スーツ全面にメッシュ素材を使用し通気性を確保。また、制服や作業着の中にも着用できる設計とした。サイズ調整やアシストのON/OFFの切り替えは背中~腰部分にある調整ベルトとアタッチメントのみで完了する。
電力不要で、背中と太腿それぞれに配置した高反発ゴムの張力で、上体を起こしながら下腿をサポートする。高反発ゴムを背中から太腿にかけて約6m使用しているため、力強いアシストを得ることができるという。
開発担当者は「アシストスーツのアパレル化をより一層加速させ、生活の中に違和感なく溶け込むことで、さらに多くの方の役に立ちたい」としている。