CBcloud/エコ配株式の過半数取得、宅配領域で協業
2024/04/15 更新
CBcloudは4月12日、エコ配とラストマイル配送における協業を推進するため、同日付けで資本業務提携契約を締結したと発表した。
資本提携では、CBcloudがエコ配による第三者割当増資を引き受けたことで、同社の発行済株式の51%を4月12日付で取得した。
また、業務提携では、CBcloudのチャーター配送やクイックコマース等の即配サービスと、エコ配の宅配サービスを融合し、ドライバーに対してさまざまな配送業務に従事する機会をワンストップで提供する。
これにより、ドライバーが働きたい時に働ける環境を整備し、ドライバーによる収益の安定化を図る。ドライバーが個々のスキルを高め、より付加価値の高いサービスを提供できるような環境を整備することで、ドライバーの収入増を実現し、社会課題であるドライバー不足の解決を図る。
また、顧客に対しては、安定的でフレキシブルに対応できる輸送ネットワークを構築することにより、事業の成長を支援するとともに、通常の配送インフラでは対応が困難な配送ニーズの対応や、配送に留まらない付加価値の提供を目指す。
具体的には、まず4月中旬からCBcloudが取り扱う一部顧客の荷物の配送を、エコ配に委託。その後、7月を目途にCBcloudの宅配事業「ピックゴー宅配」をエコ配へ統合する。
両社のリソースを統合し相互活用することで、エコ配のサービス競争力の強化を図り、顧客に選ばれやすい新たなサービス展開と販路拡販を推進する。