湖池屋は3月22日、岐阜県海津市の駒野工業団地に新工場「中部工場（仮称）」を建設すると発表した。

＜完成イメージ＞

新工場は、関東工場（第一・第二・第三）、京都工場、シレラ富良野工場、九州阿蘇工場に続く5か所目の生産拠点で、同社にとって中部地方初の工場となる。

同社は、新工場を中長期の成長戦略での重要拠点として位置付けており、既存商品だけでなく、新素材・新容器を用いた商品や、スナック市場を活性化させる新商品生産の役割を担う。

また、中部地方に生産拠点を設けることで、これまでは埼玉と京都にある主力工場から輸送していた中部地方向けの商品を現地生産するほか、関東の工場で生産して西日本へ供給する、もしくは関西の工場で生産して東日本へ供給するなど、長距離輸送が必要な商品について、中部工場から生産・出荷することで輸送距離を短縮し、物流効率の改善を図る。

投資額は100億円。9月に着工し、2025年8月の竣工を予定している。

■「中部工場（仮称）」概要
建設地：岐阜県海津市 駒野工業団地内
敷地面積：2万9000m2
着工予定：2024年9月
竣工予定：2025年8月
投資額（見込み）：100億円
生産品目：スナック菓子