ヨコレイ/大阪府夢州地区・既存施設の隣に第二物流センター竣工
2024/02/13 更新
横浜冷凍は2月9日、大阪府大阪市此花区夢洲に「夢洲第二物流センター」を竣工したと発表した。
2025年に大阪・関西万博が開催される夢洲地区に立地し、同社の「夢洲物流センター」に隣接。両センターを合わせると収容能力は4万t規模となる。
コンセプトは「2024 年物流ソリューション」。新設では初となる同社独自のカーゴナビゲーションシステム、環境配慮型太陽光発電・リチウム蓄電システム・自立機能を持たせたパワーコンディショナーなどを導入し、省力化・省人化をはじめ省エネ設備・環境保全・BCP対策強化を図っている。
同社はすでに、阪神地区5か所(11万5000t)の冷蔵倉庫を展開。第二物流センターが稼働すれば、収容能力は合計13万tとなる。
竣工に際し古瀬社長は、「2014年7月、経済特区進出第一号事業者として夢洲物流センターを新設し10年の歳月を経て夢洲第二物流センター竣工に至った。、この夢洲地区から文字通り『夢』のある未来型コールドチェーンを実現させるため、社員一丸となって取り組んでいく」と語った。
■施設概要
名称:夢洲第二物流センター
住所:大阪府大阪市此花区夢洲東1-2-12
構造・規模
鉄筋コンクリート造4階建て
敷地面積:1万7098m2(5172坪)
延床面積:1万2166m2(3665坪)
建築面積: 3266m2(988坪)
収容能力 1万522t(F級:1万3404t C&F級:1317t C級:500t )
導入設備
・太陽光発電設備(255.0Kw)
・カーゴナビゲーション
・EV 自動車充電ステーション
・ソーラーアイスパックシステム
・自立機能式パワーコンディショナーシステム(太陽光発電設備)
・リチウムイオン蓄電池(173kWh)による BCP対策など