ロジレス/EC物流変革加速へ総額8.6億円の資金調達を実施
2025/03/03 更新
EC自動化出荷システム「LOGILESS」を提供するロジレスは2月28日、総額8.6億円の資金調達を実施したと発表した。
GLPグループのMonoful Venture Partnersをリード投資家として、東芝テック、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、鈴与、コマースメディア等が出資した。
LOGILESSは、受注管理システム(OMS)・倉庫管理システム(WMS)が一体となったシステム。2017年から本格的にサービス提供を開始し、EC事業者のアカウント数は2024年末に1300社、利用倉庫事業者は250社超となっている。荷主と3PL事業者が同じシステム上で、リアルタイムで注文情報を参照・共有できることで、出荷業務の効率化を実現する。
今回調達した資金は、既存事業のさらなる拡大を見据えた組織基盤の強化や、マーケティング活動の原資に充て、同社が標榜する「ECロジスティクスの変革」実現へ取組を加速する。また投資家との連携により、さらなる事業領域の拡大にも挑戦していく考えだ。