クラダシ/余剰在庫削減で効率化、食品の物流代行サービス強化へ
2025/01/20 更新
食品ECサイト「Kuradashi」を運営するクラダシは1月16日、物流代行サービス強化に向け、サイトをオープンした。
クラダシは、2024年7月からロジスティクス事業を展開。EC事業の拡大に加えてサプライチェーンの機能拡張を目指し、食品流通における余剰在庫(フードロス)削減に取り組んでいる。
食品ECサイト運営のノウハウがあることで、賞味期限が迫った食品の管理や、3温度帯対応など、複雑な物流管理に強みを持つ。
一方、物流業界では2024年問題によるコスト増やドライバー不足が深刻化。食品メーカーや卸業者から、食品物流の効率化とフードロス問題解決に向けニーズが多く寄せられていたという。
物流代行サービスでは、全国150拠点超の提携倉庫網を活用し、物流課題の解決と余剰在庫の解消を目指す。
余剰在庫が発生した際の買い取りも提案。余剰在庫を解消することで在庫の適正化や保管費の低減を実現し、フードロス削減の取り組みとしても利用してもらう狙い。