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TOPPANデジタル/開封検知機能付きデュアルICタグラベルを開発

2024/09/09 更新

TOPPANデジタルは9月5日、UHFとNFCの2種類に対応可能な開封検知機能付きICタグラベルを開発したと発表した。

<ICタグラベルイメージ>
20240905toppan1 - TOPPANデジタル/開封検知機能付きデュアルICタグラベルを開発

<読み取りイメージ>
20240905toppan2 - TOPPANデジタル/開封検知機能付きデュアルICタグラベルを開発

医療医薬業界を中心に展開し、10月より販売開始する。

製品はトレーサビリティ用途などで要求される一括読み取り・長距離通信が可能なUHFと、スマートフォンで読取りが可能なNFCの2種類の周波数帯に対応、且ついずれの周波数でも製品の開封検知が可能。医薬品や医療機器の厳格な管理が求められる医療医薬業界を中心に、様々な業界の人手不足やDXを支援し、業務効率化を図る。

なお、開発の背景となったのは、従来ICタグの活用において、物流在庫管理などの長距離管理はUHFラベル、医者や患者による医薬品の真贋判定・商品情報の閲覧などはNFCラベルと、それぞれ独立したタグラベルを用いていたため、2種類の周波数帯に対応させるにはタグラベルを複数枚貼る必要があり、運用やコストの面から限界があった。

これらの課題に対して、TOPPANデジタルはUHFとNFCの2種類の周波数帯に対応、且ついずれの周波数でも開封検知が可能なICタグラベルを開発したもの。